
筋トレとサプリの「本当のところ」を、出典つきで。
査読論文・メタ分析という確かなデータと、YouTuberや体感で言われていることを併記。根拠の強さは自分で判断できます。
- 研究データ
- 61
- 読みもの
- 78
- サプリメント
- 35
根拠があるから、 迷いが消える。
目的から探す
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「40代・50代は筋肉がつかない」は本当か? 加齢 vs 筋肥大の研究VS研究が示すこと記事を読むPeterson et al.(2010)のメタ分析(47研究・1,079名、平均60歳超)では、高齢者でも適切な抵抗性運動により筋力が平均25%以上向上し、筋肉量(筋横断面積)も有意に増加した。若年者との相対的な筋肥大率(%増加)に有意差はなかった。テストステロン低下は絶対量の上限に影響するが、筋タンパク合成への刺激応答そのものは高齢者でも維持される。
- 02
「お酒を飲んでも筋肥大・減量に関係ない」は本当か? アルコール 通説 vs 研究VS研究が示すこと記事を読むParr et al.(2014)の直接比較RCTでは、コンカレントトレーニング後にアルコール(1.5g/kg体重相当)を摂取したグループは、プロテイン単独グループと比較して筋線維タンパク質合成が最大24%抑制された。特に注目すべきはプロテインをアルコールと同時に摂取したグループでも抑制が観察されたこと。アルコールはmTOR経路の下流で筋タンパク合成シグナルを妨害する可能性がある。テストステロンもアルコール後に一時的に低下する。
- 03
「アシュワガンダでテストステロンが大幅に上がる」は本当か? 通説 vs 研究VS研究が示すこと記事を読むWankhede et al.(2015, J Int Soc Sports Nutr)のRCTでは、アシュワガンダ600mg/日の8週間摂取でテストステロン値が有意に上昇したが、その効果量は中程度(15〜20%増)で、基準値が低い(低テストステロン状態)被験者での変化が大きかった。健常な正常テストステロン値の男性では効果が小さくなる傾向。既存のashwagandha-strength-cortisol-rctデータでも同様に条件依存の効果が示されている。テストステロンが正常範囲にある健常者での「大幅な増加」は誇張。
注目の研究
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メタ分析食事中の糖類と体重:ランダム化比較試験とコホート研究のシステマティックレビューおよびメタ分析
Te Morenga LA, Mallard S, Mann J
BMJエビデンスレベル高主要ポイント:等カロリー条件(糖類のみを変更してカロリーを揃えた)では、砂糖の多寡で体重への有意差はなかった
ランダム化比較試験アルコール摂取はコンカレントトレーニング後の筋原線維タンパク合成速度を低下させる
Parr EB, Camera DM, Areta JL, Burke LM, Phillips SM, Hawley JA, Coffey VG
PLOS ONEエビデンスレベル中主要ポイント:トレーニング後のアルコール摂取(1.5g/kg体重相当)は筋線維タンパク質合成を最大24%抑制した
レビューヒト体組成の評価方法
Lee SY, Gallagher D
Current Opinion in Clinical Nutrition and Metabolic Careエビデンスレベル中主要ポイント:DEXA(二重エネルギーX線吸収法)は精度・再現性が高く体組成評価のゴールドスタンダードの一つ
ランダム化比較試験低負荷ベンチプレスと腕立て伏せは同等の筋肥大・筋力向上をもたらす
Kikuchi N, Nakazato K
Journal of Exercise Science and Fitnessエビデンスレベル中主要ポイント:負荷量を適切に設定したプッシュアップは低強度ベンチプレスと同等の上腕三頭筋・大胸筋の筋肥大を示した
エビデンスのあるサプリ
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カゼインプロテイン
就寝中の筋タンパク質合成促進(研究では就寝前40gの摂取で合成速度が向上したと報告されている)
エビデンスレベル高カゼインプロテインは牛乳由来のタンパク質で、消化・吸収に6〜8時間かかる緩やかな放出特性を持つ。研究では就寝前に摂取することで睡眠中の筋タンパク質合成を高める可能性が報告されている。ホエイプロテインと組み合わせることで、短期・長期双方のタンパク質供給を最適化できると考えられている。
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カルシウム
閉経後女性で骨密度低下の抑制が報告されている(特に食事からの摂取が不足している人)
エビデンスレベル高骨の主要構成ミネラル。閉経後女性を対象としたメタ分析では、カルシウム補給が脊椎・大腿骨などの骨密度低下を有意に抑制したと報告されている。特に食事からの摂取が不足している人で恩恵が大きく、ビタミンDとの併用で効果が高まる傾向がある。一方、サプリでの過剰摂取(1,000mg/日超)は心血管リスクとの関連が一部で指摘されている。
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葉酸(フォレート)
妊娠前〜初期の補給で神経管閉鎖障害の相対リスク約72%低下が報告されている
エビデンスレベル高DNA合成・メチル化に必須の水溶性ビタミンB9。コクランのメタ分析では、妊娠前〜初期の葉酸補給が神経管閉鎖障害(二分脊椎・無脳症など)の相対リスクを約72%低下させたと報告されている。神経管の閉鎖は妊娠3〜4週で完了するため、妊娠前からの補給が重要とされる。
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