研究タイプ: メタ分析信頼度: 中
CoQ10サプリメントと心血管機能・エネルギー代謝への効果 ― メタ分析
Mantle D, Hargreaves IP, et al.
発表年2022
被験者数n=2149
掲載誌Nutrients (MDPI)
著者Mantle D, Hargreaves IP, et al.
研究が積み重なりつつある段階のエビデンス
Summary
サマリー
CoQ10はミトコンドリア電子伝達系(複合体Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ)で補酵素として機能し、細胞のATP産生を担う。本メタ分析では、スタチン服用によりCoQ10血中濃度が40〜50%低下することが確認されており、CoQ10 100〜300mg/日の補給でスタチン誘発性筋肉痛の軽減や、心不全患者における駆出率(EF)の改善に中程度の効果が示された。一方、健康な成人での運動パフォーマンス向上に関するエビデンスは弱く、さらなる大規模試験が必要とされている。PQQとの組み合わせは初期研究段階にとどまる。
Key Findings
この研究で分かること
- 1
CoQ10 100〜300mg/日でスタチン誘発性筋肉痛が軽減(複数RCTで一貫した結果)
- 2
心不全患者でEF(駆出率)が有意に改善(効果量は中程度)
- 3
健康成人の運動パフォーマンスへの効果はエビデンス不足(小規模・短期研究が多い)
- 4
PQQとの組み合わせで相乗効果の可能性が示唆されているが、現時点では初期研究段階
最終確認: 2026-06-24