研究タイプ: メタ分析信頼度: 高
鉄欠乏と有酸素パフォーマンスの関係:系統的レビューとメタ分析
Pasricha SR, et al.
発表年2014
被験者数n=2300
掲載誌British Journal of Haematology
著者Pasricha SR, et al.
複数の良質な研究に基づく、信頼性の高いエビデンス
Summary
サマリー
鉄欠乏(貧血あり・なし双方)が有酸素運動パフォーマンスに与える影響を検討したメタ分析。鉄補給によりヘモグロビン値の回復とともに最大酸素摂取量(VO2max)の改善が確認された。貧血を伴わない鉄欠乏でも運動耐容能の低下が生じ、鉄補給で改善する。
Key Findings
この研究で分かること
- 1
鉄補給によりVO2maxが平均 +3.9 ml/kg/分(95%CI: 1.9〜5.9)改善
- 2
貧血を伴わない潜在性鉄欠乏でも疲労感・持久力の低下が生じ、鉄補給で回復
- 3
月経のある女性・持久系競技者・ベジタリアンでリスクが特に高い
- 4
過剰補給(ヘモグロビン正常値超)は酸化ストレスを高める可能性があり、自己判断での過剰摂取は推奨しない
最終確認: 2026-06-24