研究タイプ: ランダム化比較試験信頼度: 中
睡眠制限下の健康成人におけるグリシン摂取が日中のパフォーマンスに与える影響
Bannai M, Kawai N, Ono K, Nakahara K, Mori N
発表年2012
被験者数n=20
掲載誌Frontiers in Neurology
著者Bannai M, Kawai N, Ono K, Nakahara K, Mori N
研究が積み重なりつつある段階のエビデンス
Summary
サマリー
睡眠時間を制限した健常者を対象に就寝前グリシン3g摂取の効果を評価したRCT。グリシン摂取グループはプラセボと比較して翌日の眠気・疲労感・認知機能(記憶・注意力)が有意に改善した。グリシンは体温低下を促進し自然な眠気を誘発するメカニズムが示唆された。
Key Findings
この研究で分かること
- 1
就寝前グリシン3g摂取は翌日の主観的眠気を有意に軽減した(プラセボ比)
- 2
翌日の疲労感・認知機能(作業記憶・反応速度)もグリシン群で有意に改善した
- 3
グリシンは末梢血管拡張→体温低下→眠気誘発という経路で睡眠の質を改善すると考えられている
- 4
GABAの経口摂取は血液脳関門を十分に通過しない可能性があり、直接的な睡眠促進効果のエビデンスはグリシンより弱い
最終確認: 2026-07-01