BODYDATA
研究 vs 勘

「プロテインは摂るほど筋肉がつく」は本当か? 通説 vs 研究

公開日: 2026-06-24

執筆: 吉村 浩嗣監修: 染田 智信

「増量期はとにかく大量にタンパク質。多いほど筋肉が増える」。ジムでよく聞くこの考えを、用量反応・運動との関係・年齢差の3点で研究と照合します。

Round1

タンパク質は多ければ多いほど筋肉が増えるか

言われていること

ボディビル界の通説

増量期はプロテインを浴びるように飲む。多ければ多いほど筋肥大する。

VS

研究が示すこと

  • 1,800人超を統合したメタ分析では、総タンパク質およそ1.6 g/kg/日で筋量・筋力の上乗せ効果がほぼ頭打ちになる。
  • それ以上摂っても追加の伸びはごくわずか。
判定

「多いほど良い」は誤り。健康な人なら害ではないが、1.6 g/kg/日前後を狙うのが費用対効果が高い。

信頼度:強い根拠あり
Round2

トレーニングしなくてもプロテインで筋肉はつくか

言われていること

一般的な通説

プロテインを飲んでいれば筋肉がついていく。

VS

研究が示すこと

  • メタ分析が示すのは、タンパク質補給が「レジスタンストレーニングによる」筋量・筋力の増加を上乗せする効果。
  • 運動という刺激があって初めて補給が効く。
判定

主役はトレーニング、プロテインは補助。飲むだけでは筋肉は増えない。

信頼度:強い根拠あり
Round3

必要量は誰でも同じか

言われていること

一般的な通説

必要なタンパク質量は年齢に関係なく一律。

VS

研究が示すこと

  • メタ分析では、高齢になるほど同じ反応を得るのに必要なタンパク質量が増える傾向(加齢に伴うアナボリック抵抗性)が示唆されている。
判定

若年者は1.6 g/kg/日前後で十分なことが多い一方、高齢者はやや多めを意識するのが妥当。

信頼度:賛否が分かれる

関連するサプリ

PR
ホエイプロテイン

総タンパク質摂取量の達成を助ける

公式ストアで見る

以下のリンクはアフィリエイトリンク(PR)を含みます。

公開日: 2026-06-24

執筆

吉村 浩嗣

BODYDATA運営者 / INVOLVE代表

「なんとなく良さそう」で選ばない。データで確かめてから体で試す、を続けています。

プロフィールを見る

監修: 染田 智信

トレーニング指導とサプリメント業界での実務経験の観点から内容を確認しています