
Round1
筋トレ後の有酸素は脂肪燃焼に特別な効果があるか
言われていること
ジム・フィットネス系YouTube・ダイエット情報サイト
筋トレで糖質(グリコーゲン)を使い果たしてから有酸素をやると、体は脂肪をエネルギー源にせざるを得ない。だから筋トレ→有酸素の順でやると脂肪がよく燃える。
VS
VS
研究が示すこと
- 確かに筋トレ後はグリコーゲンが低下した状態であり、有酸素時の脂肪酸化率がやや高まる。
- しかしChtara et al.(2008)をはじめとする比較研究では、順序の違いが総体脂肪燃焼量・体脂肪率の変化に有意な差をもたらすことは示されていない。
- 24時間の総エネルギー消費と総脂肪酸化量は同程度に収束する。
- 脂肪燃焼の差はセッション中の一瞬のスナップショットであり、1日・1週間の合計では均質化される。
判定
脂肪燃焼の「総量」には有意差なし。筋肉量を優先するなら筋トレを先、有酸素持久力を優先するなら有酸素を先が理にかなう。
信頼度:賛否が分かれる
Round2
有酸素→筋トレの順序は筋肥大を妨げるか
言われていること
ストレングス系コミュニティ・ボディビル系情報誌
有酸素を先にやると筋肉が分解されてしまう。疲れた状態で筋トレしても効かないし、コルチゾールが上がったまま筋トレすると筋肉が溶ける。
VS
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研究が示すこと
- 有酸素→筋トレの順序では、次の筋力セッションでの最大出力(1RM・総ボリューム)が低下する研究がある。
- 特にセッション間隔が短い場合(30分以内)の影響が大きい。
- ただし筋タンパク質合成への長期的な阻害は示されていない。
- 短時間(20分以内)の低〜中強度有酸素なら影響は限定的で、6時間以上の間隔があれば問題ない。
判定
同一セッション内で有酸素→筋トレは筋力出力を低下させる可能性あり。筋肥大を優先するなら筋トレを先にするか、セッションを分けるのが合理的。
信頼度:賛否が分かれる
関連する研究
出典
公開日: 2026-06-30

